集団的自衛権は憲法違反・戦争に巻き込まれる、という主張を聞くと55年前の安保論争と同じだと思い調べてみた。
昭和35年・1960年、日米安全保障条約改定時には「アンポ反対」の波が全国へ広がり、国会周辺は連日10万~30万人のデモ隊に取り囲まれた。
そこで国会図書館で当時の新聞を調べた。
当時は集団的自衛権とは言わず、「共同防衛」と社会党は主張していたことが新聞でわかる。当時の二大スローガンは「日米の共同防衛は憲法違反」と「日本が戦争に巻き込まれる」だった。
今と酷似している。当時の選択は正しかったのである。
<1960年1月26日「毎日新聞」朝刊一面>