「オミノ安弘さん勝利の最大のポイントは、どこにあるとお考えですか?」とマスコミから聞かれました
「武蔵野市民が立ち上がって、500名近いボランティアによる選挙が出来たことです」と答えました。
マスコミの皆さんは、異口同音に「この数カ月、岸田内閣と自民党の支持率が右下がりで、その上、派閥のパーティー裏金問題が起こり、松野官房長官他が辞任するという状況でしたからね。自・公推薦では当選は難しいと思っていました」と。
その通りです。大逆風だったので、政党に頼らず、地方自治の原点に返り、市民中心で戦うしかないとオミノ安弘さんとも話し、市民にお願いしました。
心ある市民の皆さんが立ち上がって、数百人の人たちが直接支援してくれました。全市各戸にビラ配りを100人以上の人が協力して、選挙終盤の木・金曜の2日間でやりとげました。
選挙カー・先導車・確認団体車の計3台を1日3交代で、総てボランティアでやりとげました。集会を3回行いましたが、総て200人を超える市民が結集してくれました。400~500人近い市民が直接参加し、支えてくれました。
「いつ、当選の手ごたえを感じたのですか?」とさらに質問。
それは、最終日の前日、22日金曜日です。相手の候補者のビラが新聞折込で配布されましたが、そのビラが月曜日に配布されたものと内容が全く同じだったのです。さらに、その内容も抽象的な記述に終始して、政策といえるようなレベルではありませんでした。これでは、良識ある武蔵野市民には評価されないだろうと思いました。
オミノ安弘さんと私たち「武蔵野市政を立て直す会」が作成したビラは、第1号が現状の問題点と是正策。第2号が9項目の具体的政策の提言ですから、その差は歴然です。
相手のビラが折り込まれたその日、金曜日に私たちの具体性に満ちた政策ビラを市民ボランティア100名が一斉に配っているのですから。その時、勝利を確信しました。大逆風の接戦だが、負けないだろうと。
私は市議会議員・市長・衆議院議員と48年間で13回、自分の選挙を戦いました。もちろん、都知事や他市の市長・衆議院・参議院選挙など、応援で100回以上戦いました。その経験から今回の市長選挙を見た時、オミノさんが実力者。市民が燃えている。企画したことが全てツボにハマっていて、手応えがある。こういう時は勝つとは言えないが、決して負けないと思っていました。
一言で言うと、ふるさとを守ろう、立て直そうと“むさしの愛”のある市民が立ち上がった勝利だと言えます。
オミノ新市長は、昨日9時から市役所に登庁して公務についているのですが、公約どおり、武蔵野を立て直してほしいと期待しています。