万来の拍手。安藤政輝さん「箏の会」、たおやかで淀みのない名手の演奏に満席の会場は盛り上がる。若い世代に聞かせたい

万来の拍手。安藤政輝さん「箏の会」、たおやかで淀みのない名手の演奏に満席の会場は盛り上がる。若い世代に聞かせたい

昨日1/13に吉祥寺の武蔵野公会堂での演奏会。午後2時からの開演に1時過ぎからファンが来場。急きょロビーを開放してお待ち頂くことに。

安藤先生は名人とか、第一人者とか称されるのが嫌いで「どんな隠れたかたがいらっしゃるかも知れませんから。私たちの世界では、そういう形容はいたしません」とのことですが、あえて名手と呼ぶことにいたします。

「さくら変奏曲」「春の海」等のお馴染みの曲から始まり、合計9曲を演じました。いずれも豊穣で、穏やかで淀みのない演奏。目をつぶって聴いていると日本の自然の風景が浮かび上がって来る天上の音楽。フィナーレの曲は「琉球民謡による組曲」素晴らしい演奏を文字で表すことは出来ないのですが、邦楽の魅力を継承するために私も力をつくします。