中央線三鷹ー立川間連続立体交差事業を進めた中心人物、JR東日本の林 康雄元常務のお別れ会に参列して、ご冥福を祈った

中央線三鷹ー立川間連続立体交差事業を進めた中心人物、JR東日本の林 康雄元常務のお別れ会に参列して、ご冥福を祈った

本日、都内のホテルで鉄建建設㈱会長 林 康雄さんのお別れ会があり参列しました。

林 康雄さんは旧国鉄時代の1975年に入社。1987年に分割民営化したJR東日本㈱に入社しました。その後、

2000年 JR東日本㈱の投資計画部長 
2003年 八王子支社長 
2006年 本社 建設工事部長 
2009年 常務取締役 鉄道事業本部 副本部長 

JR中央線三鷹ー立川間連続立体交差事業の着手は平成11(1999)年で、工事が完了し18の踏切が除去されたのは平成22(2010)年なので、着工から完成までの間、すべての段階で林さんが建設工事の中心にいたのです。

JR東日本㈱を退社後は、鉄建建設㈱の社長・会長を歴任しました。会長時代は、日本土木学会の会長もされました。このような人望高い土木のエースがいて、JR中央線三鷹ー立川間連続立体交差事業も無事完成することが出来たのです。

私も武蔵野市長、衆議院議員として30年に渡ってご交誼をいただきました。政治家と土木技術者と立場は異なりましたが、大目標に向かって力を合わせた戦友であり友人でもあります。

林さんの遺影の前で献花し「武蔵野市と多摩東部各市がお世話になりました」と手を合わせ、ご冥福をお祈りしました。

なお、JR中央線三鷹ー立川間連続立体交差事業は国の認可を受け、東京都が施工者となって行う事業であり、工事そのものの施工は鉄道事業者のJR東日本㈱の責任施工です。認可する国土交通省都市局、施工者の東京都建設局にも各々腕の立つ志の高い職員がいて、地元各市と力を合わせて大事業を達成したことを付言いたします。