卓球の混合ダブルス日本金メダル。のびやかな自由社会の日本の選手が、統制型社会中国の選手に打ち勝った記念すべき瞬間だ

卓球の混合ダブルス日本金メダル。のびやかな自由社会の日本の選手が、統制型社会中国の選手に打ち勝った記念すべき瞬間だ

日本の水谷・伊藤ペアがオリンピック初の卓球混合ダブルスで中国ペアをセットカウント4:3で破り金メダルを獲得よかった。昨夜は決着がつくまで寝れなかったですね。強く印象に残ったのは、試合中の日本ペアの笑顔です。とりわけ伊藤選手は卓球台の清掃を依頼する時にも笑顔、水谷選手との打ち合わせも笑顔、最高の緊張の中に、こんな余裕があってもよいのだろうかと思うほど、対する中国ペアには表情の硬さがありあり、もう少し楽しめばよいのにと思ってしまうほどだ。

オリンピックに卓球が登場して32の金メダルのうち28を中国が獲得したという。中国は8000~9000万人の卓球人口があると言われているので、オリンピック新種目の混合ダブルスの最初の金メダルは「必勝」と思ったに違いない。自由な雰囲気のスポーツを楽しむ国、日本が統制型の社会の中国に勝ったというと言い過ぎか。別な見方をすれば、卓球も中国がメダルを独占しているローカルな競技から世界の人々が楽しむワールド競技になったことの証左かもしれない。かつての日本の柔道がそうだったように!

明るい水谷・伊藤ペアの姿を見て、新しい頁が又1頁開けたと実感しました。私達国民、視聴者に感銘を与えてくれたことに感謝!