小金井・西岡市長、市立保育園の民営化を専決処分したが、市議会で否決されて辞任。稲葉前市長は予算が否決されても中央突破し、住民に直接選挙で信を問いた。

小金井・西岡市長、市立保育園の民営化を専決処分したが、市議会で否決されて辞任。稲葉前市長は予算が否決されても中央突破し、住民に直接選挙で信を問いた。

東京都小金井市の西岡市長は市立保育園が老朽化したので、これを機に順次民営化したいと考え、市議会に関係議案を提出した。市議会は慎重審議の必要ありと継続審議にした。

西岡市長は、これ以上延ばすと民営化のスケジュールに影響すると、市長の専決処分とした。

ところが“市長の専決処分”そのものが、市議会で否決された。それを受けて辞任し、次の選挙には立候補しないという。

本日10月14日に辞任。次の市長選挙の日程は11月20日(日)告示、11月27日(日)投票と小金井市選挙管理委員会から発表された。

なお、稲葉前市長は平成16年、武蔵小金井駅南口再開発事業を含む予算が二度に渡って市議会で否決されたが屈しなかった。南口再開発事業の是非を問うと自ら辞任して再選挙。市民もその決意に応えて、相手候補を1万票離して圧勝し、南口再開発事業を推進した。

隣の武蔵野市長として、また友人として稲葉さんの決然とした出処進退を目の当たりにして感銘を受けた。

西岡さんの評価は?