日本の輸入の99.6%が海運。海国日本の生命線だ-本日、今年最終の海事振興連盟主催の勉強会に出席
本日のテーマは「日本の内航海運と事故防止」。講師は海上保安学校の教官。
海外からの輸入は99.6%が海運です。日本の流通機構の中で「内航海運」が占める割合はトンキロベースで約4割を担っているそうです。1990年度と2021年度ベースを比較するとトンキロベースで34%減とのこと。高速道路網の充実でトラック輸送に切り替えたのでしょう。しかし最近ではモーダルシフトの転換先として上昇傾向にあるそうです。
船舶事故の事例として、1962年11月18日に川崎市の海浜運河で起きたタンカー同士の衝突事故で積荷のガソリンが付近の海面に流れ出して拡散したため、周辺船舶の爆発および延焼が発生し、41名が死亡したといいます。これらの具体例を挙げて、事故防止の対策等が話されました。
私にとっては全くの専門外ですが、こうやって物流が支えられているのだということが理解できます。衆議院議員時代に海は日本の生命線と考えて、この勉強会に参加していましたが、バッチを外した今でも、ご案内をいただき、月1回の勉強会に参加しています。
首都直下や相模湾地震に備えて東京湾の強靭化を主張して来たので、新年になったら、さらに研鑽を重ねて政策提言したいと思います。
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