松下玲子候補のビラに「子ども・子育て政策に国もようやく本気で取り組むように…」との記事が。事実をよく調査、確認して書いてください。安倍内閣は7年で子ども予算1.49倍で1兆円増に-フェイクはダメです

松下玲子候補のビラに「子ども・子育て政策に国もようやく本気で取り組むように…」との記事が。事実をよく調査、確認して書いてください。安倍内閣は7年で子ども予算1.49倍で1兆円増に-フェイクはダメです

松下候補は市長時代から同様な主張を繰り返してきました。国会にいた私の認識とは異なります。

そこで、第二次安倍内閣の2012年以降の子ども・子育て予算の推移を厚生労働省に調査してもらいました。
令和2(2020)年度・・・・2兆9900億円
平成31(2019)年度・・・2兆8237億円
平成30(2018)年度・・・2兆5598億円
平成29(2017)年度・・・2兆5124億円
平成28(2016)年度・・・2兆3644億円
平成27(2015)年度・・・2兆3038億円
平成26(2014)年度・・・2兆1409億円
平成25(2013)年度・・・2兆0018億円 
(いずれも当初予算ベース)

安倍晋三さんが再び総理に就任したのは、平成24(2012)年秋です。安倍総理の期間中に子ども・子育て予算は1.49倍になったのです。

当時、民間の保育園経営者から「政府は保育園を増やせ、増やせ。待機児童ゼロにしろと市を通じて言ってくるが、施設をつくる土地と保育士が確保できない。何とかして欲しい」と陳情を受けたことがあります。

松下さん、あなたが市長に就任する前から、政府は子ども・子育て予算を増大して7年足らずで1.49倍にして、2兆円を3兆円にしたのですよ。一時期は、保育園の施設補助は7/8という異例の高率でした。つまり、事業者の持ち分は1/8で保育園が新設できたのです。

こういう事実をきちんと把握した上で政策を語らないと、フェイクと言われますよ。