松下玲子候補は、戦争は絶対にしない。憲法9条に基づき徹底した対話外交の努力が重要と法定ビラで主張-空想的平和主義で誠に無責任

松下玲子候補は、戦争は絶対にしない。憲法9条に基づき徹底した対話外交の努力が重要と法定ビラで主張-空想的平和主義で誠に無責任

新聞折込の法定ビラを見て、共産党の主張と同じだと感じた。

プーチンのような政治家が出て侵略してきたらどうするのか。「日本には憲法9条があるのです」と言えば侵略を思いとどまるのか。ウクライナでは占領地域から子どもたちが2万人も連れ去られている。明確な戦争犯罪である。

日本も79年前の1945年8月15日に戦争に敗北し、ポスダム宣言を受入れると表明した直前から満州にソ連兵がなだれ込んで来て、60万人が連れ去られシベリアに抑留となった。そそのうち6~7万人が栄養失調と極寒の地の過酷な労働で死亡した。現に私たちの身辺にも、その時は民間人だったが父母と生き別れになった人たちが大勢いる。国民を再び、このような悲劇に遭遇させてはならない。

戦争を二度と起こしてはならないという大目標は良い。しかし、そのためには「侵略させない」「武力でもって、現状を変更させない」との強い意志表示とそのための努力が大事だ。自衛力を増強し、同盟国と連携し、抑止力を強化する。それを背景に外交力を高める。さらに経済力、文化力等の総合国力が必要だ。“自分の国は自分の手で守る”という国民の覚悟も必須だ。

憲法9条だけ守っていれば平和が維持できると考えている人は、国会議員ではなく、平和運動家として生きればよい。