武蔵野市で明日から都議会議員補欠選挙が行なわれる。立憲民主党の前都議が、当選わずか3年で突然国政に転進した。松下玲子前市長についで、またも投げ出した

武蔵野市で明日から都議会議員補欠選挙が行なわれる。立憲民主党の前都議が、当選わずか3年で突然国政に転進した。松下玲子前市長についで、またも投げ出した

立憲民主党は、地方自治に対する理解が決定的に欠如している。地方自治体の選挙を単なる党勢拡大の道具と考えている。

1年前に松下玲子市長(当時)が任期を2年残して突然辞任して、菅直人代議士の後継者として名乗りを挙げた。その後1年近く衆議院議員選挙が執行されなかったのだが…。

今回は、五十嵐都議(当時)が10/4に突然都議を辞職して衆議院議員選挙に立候補した。市長でないので行政上の混乱は避けられたのだが、政治的混乱は尾を引いている。公選法の規定によれば、都議を辞職した日から50日以内に選挙が挙われることになっている。しかし、衆議院議員選挙が10/15公示、10/27投票だから、この期間は政治活動禁止だ。そのため10/28から準備が始まり、明日11月8日(金)から都議会議員の補欠選挙が始まることになった。11月17日(日)が投票日。

これら一連の立憲民主党の候補者選びから分かることは、地方自治の原点である武蔵野市に住んで、この街が大好きで、この街のために汗を流すという精神が全く欠けていることだ。党勢拡大のために当選しそうな所に、それらしき人を立て、チャンスが来たら上級選挙を狙う。あとは野となれ、山となれか?武蔵野市民を馬鹿にしている。

明日から始まる都議選では、私たちは逃げない候補者を擁立する。