武蔵野市の東京都議会議員補欠選挙に、千葉県民の野田佳彦立憲民主党首が応援に。立憲の都議候補は小平市民ですよ
野田佳彦党首の安倍晋三元総理追悼演説は、情理を尽くした名演説で記憶に残ります。政治家としては第一級の人だと思っていましたが、どうやら地方自治についての見識には相当疑問符がつきます。
憲法第92条は「地方公共団体の組織及び運営に関する事項は、地方自治の本旨に基づいて法律でこれを定める」とあります。地方自治の本旨とは「そこに住む住民が自ら代表を選び、その代表を通じて様々な行政を行う」という主旨ではないですか。
どうして千葉県に住む野田立憲党首が、東京都の都民代表を選ぶことに介入するのですか?
さらに問題なのは、立憲の候補者が小平市に3人のお子さんと共に住んでいることです。公職選挙法では許されても、武蔵野市の代表として都議会に送り出すのですから、武蔵野市民がふさわしいのは憲法の精神から言っても当然のことです。
野田党首に申し上げます。地方自治を理解しないと国民生活の7割が理解できないことになりますね。
(注)公の仕事は国が3割、都道府県や市区町村が7割をやっているのが定説です。
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