武蔵野市監査委員に監査請求をしました。松下市長が市の駐輪場を競争入札なしで隣地所有者に優先的に売却したことは違法・不当な行政措置で、市に損害を与えたので損害賠償するように勧告することを求めます。損害額は総計9億9800万円です
昨日6月6日、武蔵野市監査委員に監査請求を申立てました。申立ての骨子は以下の通りです。(6月6日ブログ参照)
① 令和3年10月28日、吉祥寺駅北口1分商業地域、容積率600%の市の駐輪場を廃止して西側隣地所有者に競争入札なしで売却した。超一等地を売却することは、武蔵野市政始まって以来の例のない不当な行政処分である。
② 本来、市有財産の処分は公平・公正・透明性の確保から競争入札によることが地方自治法の定めだが、西側隣地所有者に随意契約で優先的に売却したことは違法である。
③ 土地の評価が不当に安く評価され、損害が発生した。
④ 合わせて隣地の所有者の別の土地を市が購入したが、この土地の購入にあたって路線価の2.14倍(通常1.5倍)と異常に高く評価された土地をそのまま購入して損害を与えた。
⑤ 損害額の総計は9億9800万円である。よって監査委員は市長に対して損害の確定、回復、損害賠償を講ずるよう勧告することを求める。
という内容です。この監査請求は60日以内に監査委員が評価し、市長に勧告するか却下するかの措置をとることになります。
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