「新国立競技場、安倍総理の決断で全面設計変更に。プレオリンピックまで4年 間に合うのか」
全面設計変更で国民の批判に応えた形だが、問題は間に合うのかだ。ラグビーWCは横浜で行えば1年余裕が出ると普通は考えるのだが、1年前にプレオリンピックを同じ会場でやるのがルールだ。
リオデジャネイロオリンピックは来年2016年、プレは今年だ。場所はどこか注目しよう。
プレオリンピックを他の場所でやるならば5年の時間があるが・・・。
昨日自民党の政調文科部会が開かれたが、席上「巨額すぎる」「スポーツビジネスに使えないか」「先進国は民間がつくり採算をとっている」「体育からスポーツ文化へと切り替えるべきだ」「地方の体育館は冷暖房も入っていない」などマスコミ受けする耳に入り易い発言が相次いだが、それを言うなら1年前に言うべきだ。我々は政権与党なのだから。
私は、都の現場から様々な声を聞いていたので、半年前に文科省の担当者が説明に来た時、「間に合うのか」論議をし、その場から都のオリンピック担当副知事にスケジュールの遅れの懸念を伝えた。文科省内でもスケジュールを詰めて欲しいと強く要請したのを思い出す。
2012年11月野田政権で原案決定。2012年12月安倍政権誕生。2013年9月東京オリンピック決定。2013年12月猪瀬知事辞任。2014年2月舛添知事誕生。2014年秋の臨時国会でオリンピック担当大臣設置の予定も法案通らず。
このように大事な場面で役者が代わってきた。こういう状況が一番遅れる原因だ。
安倍総理が決断を下したのだから、国・都・JSC・オリンピック組織委員会など関係者一体となって全力を尽くすしかない。 「7月11日ブログ参照」
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