南スーダン日報問題について、防衛省、防衛監察本部より報告

南スーダン日報問題について、防衛省、防衛監察本部より報告

自民党政調国防部会が、本日午後4時から開催され、北朝鮮によるミサイル発射と南スーダンPKO派遣部隊の日報問題の特別監察本部の報告書についての説明があった。

私は、

①部隊の危機管理上、公表できない情報はあるだろうから秘匿することは大事だ。

国民が疑念に思うのは、「あるものをない」と言う体質だ。

②報告書の内容が組織的に共用された行政文書であるとの説明は了承するが、「意思形成中のもの」や「公表すると影響が出る情報」には非開示とする規定がある。

何年経って、歴史的評価を加えるための資料のための公文書の取り扱いとは、当然異なる。

③制服組が生身をさらして、PKO任務に就いている。

現場の情報がなかったことにされたら、戦前の大本営発表と同じだ。制服組は背広組に不信を持つ。情報の正確な取り扱いが重要。

最前線で危険と隣り合わせの制服組から、信頼を勝ち得てシビリアンコントロールの観点から「事実と正対」することが大事だ

と意見を述べた。