米国マティス国防長官、ベトナム湾岸で戦ったプロ中のプロの就任―プロはお互いに良い仕事をやるとのF・フォーサイスの小説のセリフを思い出した
就任までほとんど知らなかったが、マティス国防長官武官として米国ではプロ中のプロとして国民の信頼を集めている存在らしい。
戦争の現場に長年いた軍人は戦闘の悲惨さと困難さを肌にしみて実感しているので戦争には消極的で冷静で慎重派だという。
国益を守り、筋を通しながら慎重という立場は日米同盟を結び、抑止力を米軍にゆだねている日本にとってはパートナーとしてありがたい。
フレドリック・フォーサイスの第四の核という小説の中で、ソ連の一部の政治的な指導者が超小型スーツケース型核爆弾をイギリス国内で爆発させることを企むが、ソ連・英国の情報のプロが「あうん」の呼吸で阻止するというストーリーがある。
その決め台詞は「プロ同士だとお互いに良い仕事をする」だ。これからどのような働きを見せるだろうか。
さっそく本日2月4日カウンターパートの稲田防衛大臣との会談で懸案の「米軍駐留経費は適切」「尖閣に日米安保適用」で認識が一致したという。選任したトランプ大統領の宰領が評価される。
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