JRがコロナ禍でも時刻通り動いてくれているので、すごく安心です。ー 街で出会った女性
武蔵野の街を歩くと、大勢の知り合いに出会う。その都度、簡単な挨拶を交わしたり、時には立ち話。
二日前に会った二人連れの女性たちと、マスク越しに立ち話。新型コロナ感染症の話題が中心。自粛疲れと先が見えないことが、多くの人が抱えている悩みだ。
印象に残ったのは、JR東日本の鉄道の話。
パートで吉祥寺まで出掛ける女性「コロナ禍でも、電車が時刻通り動いているのを見ると安心する」という。
もう一人の女性は「主婦でもそうよ。外に出ないようにしているけど、電車やバスが動いているので世の中がちゃんと動いているんだと支えになります」「外国みたくロックダウンで電車も停まったら、心が崩れます」「乗る人が減って大変でしょうね。でも頑張って欲しい」
鉄道は単なる運送手段を超えて、人々の心の支えなのだ。
2年前に岩手県の三陸鉄道が東日本大震災以来8年ぶりに全線開通した時に、ご案内を頂いて初電に乗りました。釜石から宮古までの間、各駅をはじめ沿線に歓迎の横断幕と大漁旗を振って声援していた姿を思い出しました。
女性たちの「JRには頑張って欲しい。コロナ禍が去ったら、旅に出るから…」という声を深澤社長にお伝えしたい。
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