上川陽子新外務大臣登場。女性議員で実力NO.1。幅広い視野と教養。腹も据わっていて、ロシアのラブロフ外相や中国の王毅外相と五分に渡り合える
岸田改造内閣の目玉は、上川陽子外務大臣だ。
プーチンのウクライナ侵攻以来、世界政治の中心は外交と軍事だ。この1年半の間にロシアとウクライナで何万人もの軍人や民間人が犠牲になり、今日も犠牲者が発生している。さらに、この戦争の影響でウクライナとロシアの穀物輸出が滞り、アフリカ諸国や中東地域で大規模な飢餓が発生しつつある。冬に向かって、さらに深刻になると思われる。
また、中国の経済停滞とその反動はどうなるか?国内の危機にあたって国民の目を外に向けるというやり方は、歴史が教えてくれる。台湾の緊張は高まらないだろうか。
平和的手段の外交が極めて大事な時期を迎えている。タフなロシアのラブロフ外相や中国の王毅外相と国家間の軍事を伴わない相互の共益を求めて粘り強い交渉能力が必要だ。
上川陽子外務大臣はリリーフを含めて過去に3回法務大臣を経験している。沈着力と強い意思が魅力。同盟国アメリカに人脈が豊富なのも、立ち位置がはっきりしていて安定感を増している。中国との冷静な粘り強い外交交渉に適役。
一国民として、心からエールを送ります。