自粛要請が遅れた東京、先手を打った大阪―小池知事の指揮管理能力は?
日刊ゲンダイは安倍総理と政権批判を毎日のように書くユニークな新聞だが、昨日4月6日付けでコロナ感染者数のデータを元に、東京と大阪のコロナ対策のスピードの違いを書いている。
東京都 | 大阪府 | |
4月2日 | 97人 | 33人 |
4月3日 | 89人 | 35人 |
4月4日 | 117人 | 41人 |
4月5日 | 143人 | 21人 |
東京都の人口1400万人、大阪府900万人。人口は都が大阪の1.55倍だが人口比を考慮しても明らかに大阪が少ない。この差は吉村大阪府知事が外出自粛を呼びかけたのが3月20~22日の三連休前の3月19日、小池都知事が自粛を呼びかけたのは、3月連休が終わった3月25日だと指摘する。自粛効果の差なのである。
確かに3月20日からの三連休に桜満開もあって、市民が繁華街にどっと繰り出した。地元、吉祥寺でも相当な混雑振りだった。3月25日に小池知事が突然「都市封鎖」ロックダウンと言った時はビックリして、私も一都三県3500万人のロックダウンが、十分な準備もなく本当に出来るのかとブログに書いた。
小池知事はマスコミ向け言動ではなく、1400万人都民のことを考えて、先手、先手で着実に出来ることをやるべきだ。