手術支援ロボット「ダビンチ」の導入で治療効果を上げる武蔵野赤十字病院ーニューズウィークの日本の病院100選のうち28位にランク
武蔵野赤十字病院の泉 並木院長の講演を聴いた。
・「ダビンチ」を操作し、開腹手術では見えない部位も三次元で映像化して、より正確な診療ができるロボット支援手術は、精度を増しかつ患者さんの負担も少ない。
・ゲノム医療を推進し、患者さんの遺伝子レベルで、より的確に治療したい。
・新しい心臓のカテーテル治療など、ヘッドハンティングで専門医を配置して効果を上げている。
・救急車の来院回数は年間1万台を超えているが、医師会からの要請に応えたい。
また、
①35歳以上の高齢分娩が40%で周産期医療の充実
②防災体制の強化と感染症対策の強化
③PET-CT(陽電子放出断層撮影)の導入計画
などなど、力強く語られました。
医師245人、職員2500人で、まさに第三次救急救命病院として大活躍です。
なお、感染症病棟が分離して20床あり、そのうち2室が陰圧となっていて、外部に室内空気を出さないシステムになっている。
ニューズウィークで日本の病院100に選ばれ、28位とのこと。こういうレベルの病院が市内にあることは心強く、市の誇りでもある。