そうか74年前の日本の敗戦は旧盆の8月15日だったから受容されたのでは?英霊のこだまでもあったのだ
長年考え続けてふとわかることがある。今年の8月15日終戦の日に例年通り、靖国神社と千鳥ヶ淵戦没者墓苑に拝礼した。いたるところで蝉の大合唱だ。皇居濠に沿った道を歩きながら74年前の昭和天皇のご聖断当時も蝉しぐれだったのだろう。歴史を振り返ると戦争終結を巡って様々な動きがあったことを知る。天皇陛下が終戦を伝えるラジオ放送の録音盤を万が一を考え予備も用意したという。戦争の継続か終戦かを巡って軍部で深刻な対立があったことも我々は歴史で学ぶことが出来る。
長年考え抜いてふと思った。8月15日は旧盆だ。日本中が祖先を思い自分たちの現在と未来を考える季節でもある。この時期だったからこそ、敗戦を受け入れることが出来たのではないか。ゆく夏を惜しむような蝉しぐれの大合唱は英霊のこだまでもあったのだろう。