海洋プラスチックの最大の排出国は、中国・インドネシア・フィリピンだ。6月に大阪で行われるG20には、各国に排出抑制策の強化を求め、イニシアチブをとるべきだ。
昨日24日朝8時から自民党政調環境部会が開かれ、政府のプラスチック資源循環戦略案が示され活発な議論が行われた。
私は、海が生命の母だ。海が汚染されたら人類の未来は見通せない。CO2対策と並んで、地球環境問題の戦略的課題だ。G20で強く主張すべきだ。最先端の日本の廃プラ管理の成功と技術をインドネシア・フィリピン等途上国に海外援助すべきだ。中国は最大の排出国だが経済的パワーは十分であり、G20のメンバーでもあるので実践してもらいたいと会議で強く主張すべきだ。と意見を述べた。
また、①環境省だけでなく、外務省と協力してODAを使い途上国に見える形で援助をすべきだ。オール日本で取り組んで欲しい。
②日本の汚れた廃プラ100万トンがバーゼル条約で輸出禁止となった。国内処理は当然である。燃やすしかない。焼却による発電や高炉の助燃材などを含め総合的に検討すべきだ。と主張。
陸上から海洋に流出したプラスチックゴミ発生量(2010年推計)
①中国 353万t/年 ②インドネシア 129万t/年 ③フィリピン 75万t/年
⑳アメリカ 11万t/年 ㉚日本 6万t/年