質問の内容は、土屋正忠個人が所有するマンションを政治団体土屋正忠後援会が賃貸借していることについて使用の実態等についての問い合わせで、一昨日22日、記者フクチ(福地?)氏に電話で答えた。
1) 武蔵野市中町に所在するマンション101号室は30㎡程度で、専ら土屋正忠後援会の活動に充てている。
2) ボランティアで事務局をお手伝い頂いている方々が、数名、毎週2回定期的に名簿整理などに使っている。また集会の通知を一斉に出すときなど10数名程度のボランティアの方々が交代で、2~3週間連続して、そこで発送作業をする。
3) その他、少人数の会合にも使っており、年間に換算すれば150日前後くらいになる。浴室は倉庫となっている。地元に朝日新聞武蔵野支局があるので、訪ねて来てください。
次に過去の経緯について述べます。
4) 41年前の昭和50年(1975年)、私が武蔵野市議会議員に33歳で当選したが、自宅が2DKのマンションに親子5人で居住し、打ち合わせの場所もないところだったので、後援者が一口月額1000円カンパをしてマンションを事務所に借りてくれた。そこを政治活動の場としていた。
5) その後、この部屋の所有者が逝去され、相続人が遠方のため買取ってくれないかと申し出があり、土屋正忠後援会事務局長の名義で購入登記した。
6) 今から10年程前から旧マンションの建替え計画がおこり、区分所有者の合意が出来、6年前から工事がはじまり、平成24年春に新築マンションが完成した。
7) 土屋正忠後援会は区分所有権の等価交換とプラス現金を支払い、現建物を所有した。
8) その年の暮に解散総選挙があったが、土屋正忠後援会は政治活動費を得るために所有するマンションを売却することにした。
9) しかし引き続き、ボランティアが集まる事務所として使用したいので、土屋正忠自身が購入することとした。購入価格はその年の春の査定した価格が、数か月しか経過していないので、その金額で購入した。当時、きちんと土屋正忠後援会と土屋正忠で契約書を締結し、毎年、収支報告をしているので調査して欲しい。
10) 家賃の設定は不動産鑑定士に依頼して鑑定された値を家賃として支払っている。尚、以上の経過はすべて政治資金収支報告書に記載している。
以上を私から申し上げると共に、次のように付言した。
政治資金の収支が問題となるが、極めて透明にしている。平成26年の収支をよく見て欲しい。私の政治活動は政党支部分を除いて、土屋正忠後援会に寄せられる個人のカンパによって支えられている。選挙の時は800名を超える人々が1000万円を超える浄財を寄せてくれる。稀なことだと思うので、こういう政治スタイルも報道して欲しい。