市の駐輪場を買収して一体地となったレーサム所有の土地は、不動産関係者から坪3000万円以上と言われている。総額で40億円以上だ。投下した資金は10数億円。膨大な含み資産だ。市の損害でもある

市の駐輪場を買収して一体地となったレーサム所有の土地は、不動産関係者から坪3000万円以上と言われている。総額で40億円以上だ。投下した資金は10数億円。膨大な含み資産だ。市の損害でもある

TOBは貸借対照表を見比べて、資本の中に含み資産がどれくらいあるかを重視するという。

レーサムの吉祥寺駅北口の土地の購入金額は、市の駐輪場分9億円と壁のようなビルしか建設できない元々の土地数億円と合わせて10数億円と推測される。それが、市の駐輪場と一体地となることによって総額40億円以上と大化けだ。吉祥寺では二度と手に入らない所有権付きの商業地、容積率600%の超一等地を手に入れることが出来たのだ。(吉祥寺大通り西側の商業地、容積率700%は、地元のお寺の所有地で総て借地権です)

駐輪場の売却にあたって正常価格(単体で売る場合の価格)を坪524万円と算出したのは市が依頼した不動産鑑定士です。路線価等を基にした価格とのことだが、吉祥寺の超一等地を坪524万円とは三鷹駅北口より安い。

人気の吉祥寺の超一等地なのだから、収益還元法とか、土地の利用・活用を考えた算定があって然るべきではないか。また、それを鵜呑みにした市の職員と松下市長は職務怠慢なのではありませんか?

レーサムが得た価値の増大、含み資産は市と市民の財産の棄損ではないか、そこが問題だ。

東京地裁における被告、松下玲子武蔵野市長を相手にした損害賠償請求裁判で逐次明らかにしていきたい。